猫のフィラリア症

北広島市中央の動物病院、きたひろ動物病院です。

猫のフィラリア症とは

一般的には犬が気をつけなければならない病気として知られますが、実はフィラリア症は猫にも罹る病気です。

症状は犬とは異なり、咳や呼吸困難が見られます。

検査と治療法について

・猫のフィラリア症は診断がとても難しく、犬のように決定的な検査方法が存在しません。
抗体・抗原検査、画像検査を組み合わせて診断を行います。

・フィラリアに感染している場合、対症療法をしつつ、予防薬により小虫を駆虫しますが、体内のフィラリアがいなくなっても呼吸器症状が続く可能性があり、生涯に渡ってその治療が必要となります。

フィラリアに感染しないために

フィラリアに感染してから治療することは、猫にとって負担やリスクが高く、突然死を招くこともあります。
これらを考えると、フィラリアに感染しないようにしっかり予防することがとても重要となります。

驚くべきことに、感染していた猫の3分の1近くが完全室内飼いとの報告があります。
大切な家族を守るために是非しっかりと予防してあげましょう。

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